木馬集合

「きこりの木馬」プロジェクト始動 森の〝妖精〟を子どもたちにプレゼント

馬、猪、キリン・・・〝木馬〟は森の〝妖精〟

木馬集合学校の木造校舎が消え、鉄筋コンクリートの建物に変わってしまいました。病院のベッドも今では金属製が当たり前。木造の家も、木の柱や壁がビニールクロスで覆われてしまい、子どもたちが「樹」に触れる機会はめっきり少なくなりつつあります。

Freak’sは自然のままに育った原木にのみで穴をうがち、枝を打ち込んで馬やキリンなどの〝木馬〟をつくりました。その手ざわりや香りを知り、「樹」を感じてほしかったからです。

動物の形をしていれば、子どもたちが〝木馬〟と友達になってくれるのでは? 神奈川県の箱根の森小学校にプレゼントしてみると、子どもたちは〝木馬〟に抱きついたり、触ったりと大喜び。先生たちからも「〝木馬〟が置いてあるだけで、なぜか、ほっとします。子どもたちも癒やされるようですよ」という声をいただきました。〝木馬〟は〝森の妖精〟なのです。

樹にふれてほしい- それが〝木馬〟の生まれた理由

伐採現場Freak’sが手入れを続けている箱根九頭龍の森には、赤い肌がめずらしいヒメシャラや箒(ほうき)のような樹形が美しいケヤキやヤマグワ、オオモミジ、ミズナラなどの大木が息づいています。森林の再生には、苗木を植えるだけでなく「伐採」が欠かせません。台風や大雪がやって来ると、大木が折れたり、倒れたりもします。ただ、こうして寿命を全うした樹々を「材」として利用できないことに、Freak’sは胸を痛めてきました。森に道はなく、搬出には重機が必要となるからです。

「それにしても、山の肥やしにするにはもったいな過ぎる」と、Freak’sは一念発起。身の丈にあった「材の利用」を進めようと、自力で持ち出せる原木の搬出をスタートさせたのです。屋根の下で貯木している原木の形を生かした「夢のある何か」を創れないか-。もともと「子どもたちに樹にふれてほしい」と願っていたFreak’sは、その答えとして〝木馬〟を導き出したというわけです。

 

健やかな森へ導く- それがFreak’sのしごと

NPO法人フォレストフリークは1997年から「荒廃林の再生」に取り組んでいます。荒廃林とは、手入れが滞った森林を指します。苗木を植えたままでその後、放置された杉・ヒノキ林、燃料革命を契機に利用されず見捨てられた雑木林、切らないことで樹々を蝕(むしば)みつつ広がる竹林・・・
こうした森林を構成するひとつひとつの林班(りんぱん)の再生策を考えつつ、森林全体の将来を見据えた森林再生計画を立案し、自ら山仕事に汗することで、明るく健やかな森へと導く-。
それが、私たちFreak’sのしごとなのです。

馬と猪の2基1組で- 2015年度は5施設にプレゼント

「1基じゃ、木馬も寂しがるよね」。そんな声も聞こえてきそう-。
2015年度は、だから馬と猪の2基1組で5施設にプレゼントします。すべて手作りなので大量生産はできません。無垢の原木をそのまま使っているため、原木の乾燥が進むと、がたつきが出たり、水に濡れれば腐ったりもしますが、それが自然の姿です。がたつきの修繕や腐らないような場所に置くなどの工夫をしつつ、かわいがってください。

木馬男の子
<きこりの木馬プロジェクト>

NPO法人フォレスト フリークの2015年度新規事業。箱根九頭龍の森から切り出した原木を使って鹿や馬、猪などの動物のオブジェを制作し、子どもたちなどにプレゼントする。これまでリクエストのあったNPO法人葉山まちづくり協会に1基を寄贈。5月20日の箱根の森小学校への寄贈は同プロジェクトの第1弾。

<申し込み方法>
木馬寄贈の対象は、主に保育園、幼稚園、小学校などの施設です。
(1)住所
(2)施設名
(3)担当者名
(4)住所
(5)電話番号
(6)メールアドレス-のほか、
(7)木馬を置きたい理由
(8)設置場所
上記必要事項を明記し、NPO法人フォレストフリークにメールで申し込んでください。応募者多数の場合は選考させていただきます。
締め切りは2015年8月31日。問い合わせ・申し込みはメールで、NPO法人フォレストフリーク<forest-freak(アットマーク)auone-net.jp>に送信してください。